後のページ(奥付)から読もう
本を読むときにいきなり本文から読んでいますか。
それは基本的におすすめしません。
まずは後ろのページ、奥付(おくづけ)をみましょう。
その後に目次をよく読んで、そっから本文を読んだほうがいいです。
なぜかというとそこは本自体の自己紹介だから。
「その本が一体どういう内容なのか」
という事を知らないと、読者はどう読んでいいのか分からないはずです。
でも初心者の人は、題名だけで判断して読んだりしてしまうんですね。
「奥付」を読むと、挫折しにくくなる
奥付と目次で全体像が把握できると、挫折しにくくなります。
「理解」とは、
全体を把握し、部分を見てもどこの部分かが分かること。
つまり全体が分からなければ、読めたことにはなりません。
それを読まずに内容をいきなり読もうとするのは危険です。
なぜなら脳内にある
「こういう話のはずだ」
という思い込みと、実際の内容とのギャップが生まれて、挫折に繋がるんです。
甘いものだと思ったら辛いものだったら、吐き出してしまいたくなるでしょう。
初めから辛いものだと分かったら、そこまでのショックはないはずです。
つまり受け入れる時には準備が必要。
まずは「奥付」と、目次をみるようにしましょう。
それだけで本を読み通す確率がグっと上がります。
奥付けって見ない人多いよね。 pic.twitter.com/VECJBla7ot
— KEC@読書@仮想通貨 (@kec_twitt) 2018年4月16日
奥付とは本の最後のページに大体ある、
- 出版社
- 発行日
- 著者の略歴
などが載っている箇所です。
映画でいえばスタッフロールのようなものでしょうか。
さらに小説の文庫本の場合は後書きや解説を先に読むことが多いです。
何故そんなものを先に読むのかといえば、それを見なければ本の全体像が見えないから。
人を知る時にまず目から見たり、手から見たりすることなんかありませんよね。
よくテレビで
「異性のどこを見ますか?」
なんて無意味な問題をショーとして取り扱う場合がありますよね。
実際、ある書籍や人の一箇所だけ見て魅力を論じるなど無意味。
両者にとって無利益です。
まずは全体像ですよね。
- 女か、男か
- 魅力を感じるか感じないか
- 清潔そうか不潔そうか
いきなり目から見ることは無いですよね。
目がどうとかは全体とのバランスで、好みとかは判断するはずです。
それを初めに知らないと、その人の話す言葉の意味が違ってきますし、聴く側の気持ちも変わります。しかし知ったうえでも勘違いをしたりすることもあります。
そういう失敗体験も読書やコミュニケーションの醍醐味かもしれませんが、あんまり失敗続きでは嫌になるだけです。
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男の話す「女というのは」というのと、
女の話す「女というのは」では、全く話が違ってくるのと同じです。
本は大体、読者が知っている情報を基に、著者の見識をプラスアルファして読むものなので、著者の略歴や立場を知らなければ必要な情報をつかみ損ねるんです。
本に限らず人と対面しておしゃべりなんかをする時だって、ざっくりとしたことから始めるはずです。
それを知ってからでないと、その人の話をまともに聴ける筈ありません。
それもまたその人と初対面で話すのか、10年の知り合いなのかで話す内容が変わるし聞ける情報が違ってくるのと一緒です。
ですからその最短の方法として、情報の詰まっている奥付を読むんです。
さすがに本を読む前に題名も知らずに読むことは少ないですが、事前の情報は知っていたほうがいいんです。
そういうことを知っていないと、その本自体の
- 言葉のニュアンス
- 言葉の意味
が違ってくるから、主張を見誤ってしまう可能性が高くなるんですね。
言葉はそれだけ形を持ったものではないですから。
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ブログの場合は
例えばブログの場合は特殊で、検索ワードからページに入ることが多いはずです。
自分の知りたい情報がその記事に入っているかどうか。
記事のタイトルから入るでしょう。
ですからブログを書く際は題名をできるだけわかり易くしようと努めています。
が、あんまり悩んでもしょうがないので適当に済ませる場合もあります。
なぜかといえば公開しなければしょうがないからですね。
ブログはとにかく公開しなければ意味がありません。
完ぺきを求めて下書き保存しても、それを書いている時の熱意が保てることは少ないです。
ですから書く側の気持ちとしては書き始めたものはあまり出来が良くなくてもできるだけ公開しようと心がけています。
とにかく書くこと、記事数を重ねること。
そうすることで自分が書きたいこともわかってきます。
あまりよくなくてもリライトすればいいんです。
よくない状態のものを読まれるのは不本意かもしれませんが、結果的にリライトしたものを読んでいる人のほうが多くなるので気にしないようにしています。
私は割とリライトをしているほうだと思います。大体400~1000字くらいを書き足したりします。
なぜなら、今書いているのは熱意ばかりで書いているので全体の構成がめちゃくちゃだったりするんですよ。
でも改めて翌日見るくらいじゃないと冷静になれません。
その時に補足の間の情報を詰めたり、章立てに直したり、不要な情報を削ったりといろいろ推敲しなおします。
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